雄大な大自然に包まれながら、空の上で朝食を・・・
そんな夢のような体験が、モロッコの世界遺産マラケシュ近郊で叶えられる。

まだ暗い早朝、送迎の四駆に乗ってマラケシュのホテルを出発。
土漠の闇の中で巨大な気球を膨らませ、薄明りの中で緩やかに離陸する。

薄暮が徐々にモロッコの原野を照らし始め、自分が絶景の中にいることに気付く。
民家が点在する荒野の上を漂っているうちに、山間から太陽が顔を出す。

冷えた大地の上空で熱いコーヒーを飲みながら、日の出を眺める。
するとスチュアートが、気球の上で伝統的なベルベルの朝食を用意してくれる。
これ以上ないほどの贅沢な朝だ。

1990年の営業開始以来ウィル・スミスなど多くの著名人を含め、年間6,000人もの人々が
この気球の上で豪華な朝を迎えているという。
もちろん、気球に因る事故は一度もない。

アラビア語で自分の名前を書いてくれる搭乗証明書も、旅の良い想い出になるだろう。